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第14回 建築視察会11月21日
第14回 建築視察会
晴天に恵まれた日。汐留のパナソニック美術館でおこなわれている、分離派建築会100年展に行ってきました。
解説によると、明治に作られた様式建築から分離して、自由な思想を建築に反映させようとした運動です。
大正時代なので、昭和のモダニズムとは少し異なり、ドイツ表現主義の影響を受けています。
流線型(楕円)の窓の形状は、ドイツ表現主義の影響が色濃くでている表現の一つだと言われいます。
それにしても、昔の若者は凄いです。
石本喜久治は石本設計の創設者ですが、大したものです。改めてそう思いました。
堀口捨巳、山田守、等、(今の)東大生とはいえ、二十歳前後の学生が描いたとはおもえない、独創的なデザインと図面の完成度!
描き世代の私に喝を入れてくれる図面でした。
写真撮影は禁止だったので、本から抜粋を投稿します。
あくまでも私の個人の感想ですが、CADの図面になってから図面を見るのが退屈になりました。
ただの記号化された図面には何も感動も感じられません。
生産性、スピード、を追求した結果、個性が失われ、想像力も同時に消えていった、そんな気がします。
手描きの図面には、迫力があり、癖があり、勢いがあり、時間が感じられます。
特にインキングの図面には魂というか覚悟が私には感じられます。
20代の頃の私もそうでしたから、多少はわかります。
図面そのものが、作品として飾られてもいいくらい、絵画のような価値感を感じます。
第13回 建築視察会11月7日
第13回建築視察会
江之浦測候所
一日かけての長距離の旅でした。全く知識無しでの見学でした。
先輩から誘われて、行きました。
先輩は一日早くGOTOトラベルで、箱根を旅行しており、翌日、見学するから一緒にどうだ?という流れでした。
最初、測候所というので、意味が分かりませんでした。何しにいくのだろうか?
ネットでしらべたら美術館だとわかりました。
当日の朝方は気候に恵まれ、現地に着いた時は、良い気候の視察会の筈だったのですが、見学1時間後くらいの途中、急に、にわか雨に打たれ、バスに戻り、閉会となりました。
もう全部見終わったときだったので、いい感じのタイミングで、終わった視察会でした。
ただ、当日昼食がとれず、根府川駅前にコンビニやお店が全く無く、腹ペコで、私にとっては早朝から夕方まで、何も食べれないという非常事態でした。
とにかく早くお店を探して…、せっかくなので刺身を…、隣駅早川まで移動し、美味しいお魚を食し、満足でした。
構想10年建設10年の杉本博司氏の作品は、とにかく感動です。
AXISギャラリー見てください。
第8回 建築視察会8月1日
第7回 建築視察会7月18日
その後、上野精養軒でランチをすませ、いざ上野公園へ。
上野の西洋美術館から博物館(法隆寺鳳凰伝)を見学し、
コロナ禍の中、マスク着用、ソーシャルデスタンスをしっかりと保ち、見学しました。
こんなに人気の少ない上野公園は初めてでした。一生忘れられない光景になることを祈ります。
篠崎駅前 ビル完成