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7月12日 FLレジデンス神楽府低Ⅱ 竣工

2024-07-12
FLレジデンス神楽府低Ⅱ プロジェクトが先日竣工致しました。
Instagramに動画をアップしましたので、是非御覧ください。

6月3日 中野区野方4丁目 プロジェクト竣工

2024-06-03
中野区野方4丁目 プロジェクトが先日竣工致しました。
Instagramに動画をアップしましたので、是非御覧ください。

5月5日 バルセロナ建築視察

2024-05-05
15年ぶりのバルセロナ建築視察です。
またウクライナ戦争のせいなのか今は直行便がないため、東回りのグリーンランド、アイスランド上空を通り、アムステルダム経由で、成田から約20時間かけてバルセロナに到着しました。
サグラダファミリアからはじまりカサミラ・カサバトリョ・グエル公園。
ほぼ15年前と同じ視察ですが、受け取る感じ方は昔とはかなり違います。

若い元気な時に見るのと、年を取って少し遠くから俯瞰して眺める違いのような気がします。
それにしても何度見ても感動します。
今回は日本語の解説付きでしたので、よりよく詳細が理解できました。
15年前は入場検査もなく、かなり自由に見学できたのですが、さすがに今は、事前にチケットを予約し、厳しい手荷物検査をしてからの入場になります。
15年前と違って1階の聖堂内部はすべて完成して、そのステンドガラスの美しさにはただただひたすら感動です。
15年前は1階の半分くらいは工事中で、養生シートがかぶさっていて、こんな広い空間を感じることはできませんでした。
3日間かけて、ひととおり15年前と同じルートで視察し、相変わらず、ガウディの建築はバルセロナという都市に異彩をはなってて、ガウディに頼り切ってる観光都市のようなイメージでした。

自分は、ある建築家がその建物を設計をしたのが、年齢がいくつの時か? とても気になります。
デザインや考え方が年齢とともに変わって行くのは当然ですが、おおよそ、多くの建築家は若い時のデザインの方が危険すぎるほどの鋭さ、ディテールの甘さがあって、面白いものです。
安藤忠雄が20代で住吉の長屋を設計したように。
30年前に行ったコルビジェツアーの時も、ル.コルビジェは42歳でサボア邸を作った。
だから私も42歳で自邸を設計しよう。
42歳の時のコルビジェとの対決です。  
時代は変わっても、技術力が変わっても設計者の肉体的エネルギー、思想感、人生の変換点、建築との向き合い方等、(日本においても厄年と言われますが、何か意味のある年齢なのだと思います) 時を得ても変わらないものがある気がします。

さて、ガウディは62歳で、長い間パトロンだったグエル氏が逝去され、それから亡くなるまでの10年間、サグラダファミリア内に閉じこもり、この一つの建築に専念しました。
カサミラ・カサバトリョなど、傑作はいくつか完成させましたが、どちらもクレームを受けています。
どちらも華やかで、荘厳で、愉快で、楽しいし、面白いし、実験的な構造計画でもあり、とにかく、ここまでもか?というくらい、すべて詰めましたという感じがします。
しかし悲しいかな、建築家が作りたいものと、施主がイメージしているものは必ずしも同じではありません。
それは現代においても全く同じです。
いやになる気持ちはよくわかります。
62歳にして、自分の生きる道がみえたのでしょう。
やるべき仕事がはっきり見えたのでしょう。
自分に残された時間をどう生かすか?神に仕えると覚悟を決めたのでしょうか?
それが建築のデザインに「これが最後の覚悟だという美意識」として、我々に伝わってきます。

サグラダファミリア
サグラダファミリア
サグラダファミリア
カサミラ
カサミラ
カサバトリョ
カサバトリョ
カサバトリョ
グエル公園
グエル公園

4月5日 台東区橋場1丁目 プロジェクト竣工

2024-04-05
台東区橋場1丁目 プロジェクトが先日竣工致しました。
Instagramに動画をアップしましたので、是非御覧ください。

2月5日 J Blanc AOTO プロジェクト竣工

2024-02-05
J Blanc AOTO プロジェクトが先日竣工致しました。
Instagramに動画をアップしましたので、是非御覧ください。
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