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ブログ

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久しぶりに更新します

2019-11-16

とりあえず、中間報告します。

今、暇ではありません

年末にむけ、久しぶりのブログ更新となります

今年は忙しすぎました

言い訳になりますがブログも筆不精になりました

季節柄、毎年恒例の忘年会のお誘いが来ると、「曽我さん今年は何してたの?ブログも更新していないし?」と、まるで暇そうですねと言わんばかりのコメントを頂き、

やはりブログで定期的に発信していかないといけないものだと痛感いたしました。

まだ11月ですが、今年は過去最高の案件数、実績でした。今現在も20件以上のPJが進行中です。お客様から嫌味で「儲かってますね!(笑)」と言われる始末です。「十分儲かっていいるからもうお仕事はいらないです」とお断りするべきか?、難しいものです。(笑)  今年は新年早々自社ビルに引っ越し、たくさんの仕事にも恵まれ、社員にも恵まれ(誰一人辞めません)、真面目すぎる西田君も入社してくれました。もうこれ以上社員は増やせません、人が増えると仕事の品質に影響をきたします。数字に追われる環境はよろしくありません。

設計案件は大きいものもあり、小さいものもあり、特殊な用途もあり、今は休む暇もありません。経営者なので仕方ないと割り切りました。こんなに忙しい中にもかかわらず、先月社員全員、バリへ旅行に行ってきました。よく働きよく遊ぶ、ならいいですが、当社はホワイトなので、定時には帰りますから、(適当に働き・・・)本当に罪悪感を感じる社内旅行でした。(笑)←社員からの意見です  こんな設計事務所は他にはありえないと自負します  今日も1級の製図テストのために社員一人が休んでいます。まだ3週間先の試験ですが、必ず合格する環境を作る、それが私の使命です。

設計内容では、館林の倉庫は、当事務所では過去最高の規模になりました。中身はありませんが・・・・

海外PJも順調に推移し、ちょうど折り返し地点にきました。いままでは誰かのために!という奉仕の精神でお仕事を進めてきました。それはお客様であったり会社であったり、環境であったり、しかし日本国(祖国)のために!という気持ちになったのは今年が初めてです。とても光栄です。

またさらに、そこでの第2PJも動きそうです。これから先また2年近くも、毎月海外に通いそうです。

仕事以外での事件は、先々週初めて痛風になりました、身に覚えがあります、飲みすぎです、体が贅沢になってしまい好きな銘柄しか飲みません、というかそういう酒しか飲めなくなりました。

白子ポン酢に明太小籠包、といった具合に、お店も食事も偏り、ある朝いきなり飛び上がるような激痛に見舞われます。

天罰です。

20代のころの貧しかった建築青年に戻らないといけません。

レオセントラレルスクエアⅡ 完成

2019-07-05

工期13カ月 堂々完成!

船橋駅前、上階ホテルです

複合ビルです。すでにテナントはすべて決定いたしました。場所が良いとテナントも早く決まります

外壁には、オーナーの太陽光事業の宣伝になるようにソーラーパネルを取付ました

シースルーエレベーターですから夜はかごが目立ちます

残念ながらまだ完成したばかりなので夜景は見ていませんが、ランドマークになることを期待しています

手前の教会が目立ちますがアルテック室伏次郎さんの設計です。(偶然にも教会の隣に建設することが2回目です)

新建築にも掲載されましたが、駅前の飲食街の中心に教会があります。昔からここにあった教会です。

教会には罪はありません。周辺が変わっただけなのですが? そして今、目の前にも高層の飲食店が施工中です。

すでに周辺は高層の飲食店で埋め尽くされています

住民の皆さんは、良心の呵責にとがめられ深酒はできないのではないでしょうか?

私はキリスト教の信者ではないですが、日曜の夕方に静かにお祈りをしている信者の姿をお見受けいたしました

心から「すいません」

設計する側、建設サイドにも、いつもこれで良いのだろうか?という葛藤があります。

街並みの発展と心の発展がまさに交差する場所になってしまいました

真の船橋駅前の光景はどういうものでしょうか?

パチンコ店、ゲームセンター、飲食店、そして船橋特有の風俗店がひしめき合う。

そこに、一服の清涼剤が教会の存在なのでしょうか?

外観
外観
外構
EVホール

保育園完成

2019-06-01

完成建物のご紹介

本当に久しぶりの、ブログ更新です

今までこんなにさぼった事はありません

いったい何があったのか?忙しすぎました。いや、さぼっただけです。

新事務所引っ越しから、目まぐるしく、仕事に追われ、ついついブログから遠のいてしまいました。

求人募集もひと段落し、新人君も増え、完成案件もつぎつぎに増えていったこの数か月。

まず最初に、保育園です。当社としては、初めての保育園の設計です。近隣で本当に苦労しました。

保育施設の重要さは、皆さん理解しているが、いざ、近隣に建つとなると、騒音が気になる、事故でもおきたら困るという・・・

気持ちは十分理解できます。

お役所や消防署とも打ち合わせを重ね、近隣の皆様とも時間をかけて合意に至り、やっと開園にこぎつけました。

こういった保育園の施設独特の特徴、仕様があり、弱者の目線でのデザインが重要なのです。すべての角を丸くするのは当然ですし、ドアの吊元に「指はさまんぞ」という指はさみ防止カバーの商品があったり、こういうディテールはもちろん一般の住宅にも応用できるものです。

計画が始まって完成するまで1年半が経過しました。そして今、同じ保育の施設で2件、設計が進行中です。

良いお仕事をすれば必ず次回に繋がるものです。

ご縁というものです。

北東側外観
1歳児保育室
1F廊下
指はさまんぞう

SOGA ARCHITECT BLD 完成

2018-11-21
▲外観
ご報告します。
独立開業10周年事業として、チャレンジしてきました
SOGA ARCHITECT BLD(ソガアーキテクトビル)本社が完成いたしました。
 
外観は当社の名刺と同じ形のS字型のデザイン。4月に着工し、工期約8カ月かかって、やっとの完成であります。
 
しかしNTTの回線引き込みがまだなので、引越しは来月を予定しています。静かに引っ越ししたいと思い、盛大なパーティーなどはしないことにしました。
 
ひとえに皆さまのご尽力のおかげで完成することができた建物です。材料支給していただいたり、出世払いにしていただいたり、誠に恩にきます。
 
だから、とてもとても本社完成披露宴など派手なお披露目会などするつもりはございません。これからもずっと謙虚な姿勢で、業務にあたりたいと思います
 
所詮、すべて借金で完成した建物です。これからが、真価・進化が問われます。今回はAKBの卒業程度のものであります。
社会から必要無しとされれば消えていくし、必要とあれば、残っていく生命の進化と全く同じです。
 
ヤドカリのごとく器だけが変わっただけの事であります。
MODESTY TO DARE(大胆であるためにこそ謙虚にいよう)の精神です。
 
心から皆さまのおかげだと思っていますので移転のお祝い品はご遠慮申し上げます。移転先は隣地ですから、迷うこともありません。事務所前にコインパーキングもありますし、いつでも駐車可能です。お客様用専用コインはご用意しております。
 
近くに寄った際にはお気使いはなさらないようお気軽にお立ち寄りくださいませ。
 
〒275-0026 千葉県習志野市谷津6-16-18
SOGA ARCHITECT BLD(ソガアーキテクトビル)
 
株式会社 曽我建築設計事務所
代表取締役 曽我 透
tel 047-409-0803 fax 047-478-3444
 

田中郁雄さん さようなら

2018-10-29
今年もそろそろ、忘年会の時期なのに、最大の不幸なお知らせが突然やってきた。
建て主様と設計者の関係はさまざまですが、毎年忘年会を開いて、今年1年を振り返るお話ができる間柄の建て主さんと設計者は少ない。
まさかこんなに早く逝ってしまうとは?まだ56歳です。若くして亡くなった場合の葬儀は空気が重苦しい。両親より先に行くのは特に親不孝です。あちらこちらですすり泣く声が、鼻水をすする音が、会場の雰囲気をいっそう息苦しいものにしてしまう。
ガンも若い分、病気の進行も早かったのでしょう
郁雄さんは何回か不肖私のブログでも出場しておりましたが、近頃は筆不精になってしまったせいもあり、とくに12月は忘年会の連続で時間もなく、ブログアップするするチャンスもなくしてしまったりもしていました。https://sogatoru.exblog.jp/10544299/
郁雄さんはお酒が好きで、お金もあった人でしたから、いつも高級なお店に連れていっていただきました。
独立後、私も多少は小銭ができたので、割り勘にしようと提案しましたが、私からは一銭も受け取りませんでした。
そういう人でした。
そもそも、15年前、郁雄さんの自宅兼マンションの設計がお付き合いのはじまりだった。ご両親の家もいっしょだったので、2世帯のオーナールーム付という特殊な建物でした。//www.soga-sekkei.com/publics/index/39/#&gid=1&pid=30
 
あの当時のいろんな出来事が忘れられません。
「魅力ある建物にしてください。曽我さんの最高傑作にしてください。」ご要望にこたえたら、コストもかなりオーバーした。
私も、初のフライングコリドー(プライバシーを配慮し、片廊下型などの共用廊下を住戸から離して設けたもの)のデザインでした。
工事途中、神様の都合で、引越しして現場で飲あかした夜。
そして、工事担当者も、中途採用で、郁雄さんの現場が始めての案件だったこともあり、会社の仕組みに不慣れがあり、工期が延びてしまって、設計の私が監督の代わりにお詫びに言ったら「ありがとう、突貫で手抜きされるより、時間かけて丁寧につくってくれ」また飲んだ。
私は何回もお酒を酌み交わしては、お客様から信用、信頼、情報を得て、設計を進めるタイプでした。無駄なお酒(ウエットコミニュケの場もあったかもしれないが、今思うとそれが、いかに大切だったか、が理解できる。
命を削ってビルオーナーという仕事をしてきたのでしょう。
通夜に参加し、昔の仲間と会いました。「こういう場面でしか会えないね」寂しい限りです。
通夜振る舞いで30分くらい郁雄さんの話をして、仲間と別れた後、これで郁雄さんと本当の別れなのか?と自分に納得がいかず、翌日の朝8時からの告別式にも参加することにした。
式が始まる直前、我慢できず、祭壇に近づき、至近距離で郁雄さんの顔を見て、「さようなら」と言った。
絶対に笑っていた。
 
 
告別式 画像を荒くしました 家族が移っているので
郁雄さん自宅
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