本文へ移動

ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

人材紹介・派遣業界の仕組みに対する疑問と提言

2026-07-02
近年の人材紹介会社や人材派遣会社、さらには学校と企業との採用のあり方について、私は大きな疑問を抱いています。

人材紹介会社はテレビCMを積極的に展開していますが、その広告費は莫大な金額であると推測されます。
その費用は、最終的には採用企業が負担する紹介手数料によって賄われています。
実際、その紹介手数料は、証券会社などの一般的な仲介手数料と比較しても非常に高額です。

また、建設業界では、学校関係者に多額の金銭を支払い、優秀な学生を優先的に紹介してもらうことが慣例となっているという話を耳にしたことがあります。
もしそのような行為が事実であるならば、公平な就職活動の理念に反するものであり、実態を知らない学生にとっても決して望ましい環境とは言えません。

私は、このような採用を取り巻く仕組みが、日本企業が長年築いてきた「人を育てる文化」を弱めてしまっているのではないかと危惧しています。

人材を「紹介すること」自体が大きな利益を生むビジネスとなる一方で、働く人が一つの会社で経験を積み、技術や知識を身につける機会が減っているように感じます。

紹介会社や派遣会社は、一定期間が経過すれば手数料を得ることができます。
しかし、その後、その人材が長く定着し、成長できるかどうかについては、十分な責任を負う仕組みとは言えません。

私は、このビジネスモデルが、結果として労働者全体の技能向上につながっているとは考えにくいと思っています。

特に技術職は、若いうちに基礎を徹底的に学び、時には厳しい経験を積むことが、将来の大きな財産になります。
これは建築業界に限らず、多くの専門職に共通することではないでしょうか。

楽に成果を得られる仕事はありません。
仕事が嫌になればすぐに転職するということを繰り返していると、本来20代・30代で身につけるべき技術や経験を十分に蓄積できないまま年月だけが過ぎてしまう可能性があります。

だからこそ、若いうちに地道に努力を重ね、自らの技術と人間性を磨き、将来に備えることが大切です。

人材の流動性を高めること自体は時代の流れとして理解できます。
しかし、それと同時に、人を育て、長期的な成長を支える社会の仕組みも大切にしなければ、日本の技術力や企業文化は徐々に失われてしまうのではないかと強い危機感を抱いています

曽我 透

レオ・コーポレーション様主催の焼肉パーティー

2026-06-24
昨日は天候にも恵まれ、レオ・コーポレーション様主催の毎年恒例の焼肉パーティーに参加させていただきました。

ご参加された皆様との楽しいひとときを過ごし、つい食が進みすぎた結果、現在は痛風に悩まされております(笑)。

改めて、素晴らしい協力会社・お取引先の皆様に恵まれた環境の中で仕事をさせていただいていることに、深く感謝しております。

また、11年前にレオコーポレーション様西船橋本社の設計に携わる機会をいただいたことも、私にとって大変貴重な経験であり、今なお感謝の気持ちでいっぱいです。

今後とも皆様とのご縁を大切にしながら、より一層精進してまいります。

曽我 透

ガッツさん さようなら

2026-06-10
ガッツ石松さんが6月2日にお亡くなりになりました。
偶然、石垣島で具志堅用高さんの記念館を訪れていた時だったので、特別な想いでした。

私とガッツ石松さんとのお付き合いは、20年以上前にさかのぼります。

2年ほど前から年賀状のお返事が届かなくなったため、共通の知人に様子を尋ねたところ、糖尿病で入院されていると聞きました。
しかし、「今は元気にしている」とのことでしたので安心した一方で、あれほど頑健な体の持ち主であったガッツさんが病気で入院されたという事実には、大変驚かされました。
振り返れば、世界チャンピオンという偉大な人物と長年にわたり親しくお付き合いさせていただけたことを、心から光栄に思っています。

私はよく、ガッツさんのご自宅兼事務所である「ガッツエンタープライズ」を訪ねました。そこへ伺うと、必ずハワイのバニラコーヒーを淹れてくださったことを思い出します。
「ハワイで世界タイトル防衛戦を戦った時以来、この甘い香りのコーヒーをお客様にお出ししているんだよ」
そう語るガッツさんの表情は、どこか誇らしげでありながら温かく、その言葉が今でも印象に残っています。

ガッツさんには、かねてから大きな夢がありました。
それは、自身のボクシングジムを中心に、チャンピオンとして歩んできた歴史を伝える記念館を併設し、そこにトロフィーやチャンピオンベルト、数々の賞状を展示することでした。
また、練習生たちが働ける店舗を設け、サウナなどの施設も備える構想でした。
さらに最上階にはご自身の住居を設け、お子様方三家族も暮らせる住まいを確保する。
そして中間層は賃貸住宅として活用し、安定した収益を生み出す――。
まさに、ボクシング人生と家族への思い、そして将来への展望が一体となった壮大な夢でした。

私はその夢の実現に少しでもお役に立てればとの思いで、何度も図面を描き、模型を制作しました。
打ち合わせのたびに新しいアイデアが加わり、その都度修正を重ねました。
残念ながら、その構想が実現することはありませんでしたが、夢を熱く語るガッツさんの姿は今でも鮮明に記憶に残っています。
私にとって、世界チャンピオンの人間的な魅力に触れることができた、かけがえのない思い出の一つです。

池袋でガッツさんとお酒をご一緒した際の出来事が、今でも強く印象に残っています。
池袋へ初めて二人で飲みに出かけた日のことでした。
お店が入っている古いビルのエレベーターホールで、二人でエレベーターを待っていました。
他に逃げ場のない、奥行きが長く狭い空間だったことを覚えています。
すると突然、入口からかなり迫力のある若い男性が入ってきて、「チャンピオン!」と声を掛けながらファイティングポーズを取り、こちらへ向かってきました。
その瞬間、ガッツさんは状況を察し、「後ろに下がっていなさい」と私を階段の陰へ避難させました。
私は当然、何か一触即発の事態が起こるのではないかと緊張しました。
しかし当のガッツさんは終始落ち着いており、まったく動じる様子もなく、堂々とその男性に向き合っていました。
ところが、その男性は敵意を示すどころか、その場でシャドーボクシングを始め、ガッツさんから数分間にわたりボクシングの指導を受けることになりました。
結果的には私の完全な思い違いで終わり、胸をなで下ろしたことを覚えています。
同時に、著名なチャンピオンともなると、このような出来事も日常茶飯事なのだろうと感じました。

その後、お酒を酌み交わしながら、かつて「幻の右」と呼ばれた拳を見せていただきました。
想像以上に大きく、そして非常に硬そうな拳で、「もしこの拳で打たれたらひとたまりもないだろう」と思わず背筋が寒くなったことを今でも覚えています。

チャンピオンの凄さと、人柄の温かさを同時に感じた、忘れられない一夜でした。

曽我 透



世界チャンピオンファンミーテングにて

㊗竣工 東瑞江2 project

2026-06-17
東瑞江2 project が先日竣工致しました。
Instagramに動画をアップしましたので、是非御覧ください。

沖縄県のOIST(沖縄科学技術大学院大学)の建築

2026-06-08
OISTのキャンパスは、海を望む丘陵地に建てられており、自然と一体化した美しい施設として知られています。
研究棟は開放的なアトリウムやガラス空間を持ち、世界的な研究施設らしい先進的なデザインが特徴です。

建築設計に携わる者としてキャンパス計画や建築空間そのものも非常に参考になると思います。

共用部は見学可能でレストランやカフェは一般の方も利用できますので、沖縄へ行かれる際は立ち寄る価値のある施設としておススメです。

Instagramに動画をアップしましたので、是非御覧ください。


T.K.


TOPへ戻る